インフレに負けない資産形成

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試算結果
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Mirai Shishin は、将来の家計の“傾向”をつかむためのシミュレーションです。税・社会保険は制度どおりの実額計算を行いますが、将来を予言するものではありません。ご利用の前に、下記をご確認ください。

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C
Churosu(ちゅろす)
Mirai Shishin 制作者 ・ 個人開発

ブラウザで動く小さなゲームや、暮らしに役立つツールを個人でつくっています。Mirai Shishin は、物価が上がっていく時代に、自分や身近な人が「結婚・出産・住宅・教育・老後といったライフイベントを通して家計がどう動くのか」をイメージできるようにと思って作った、趣味の個人開発プロジェクトです。

むずかしい前提はできるだけ公的統計に寄せつつ、専門知識がなくても「かんたん入力」で自分の状況に近い試算ができることを目指しています。使ってみて気づいたことや「こうだったらいいのに」があれば、ぜひ教えてください。

※ 本ツールは個人が趣味で制作・運営しているものです。金融機関・公的機関とは一切関係ありません。掲載の試算・情報は正確性を保証するものではなく、投資・税務等の助言ではありません。

Mirai Shishin

インフレに負けない資産形成

結婚・出産・住宅購入・教育・退職といったライフイベントに沿って、収支と資産を年ごとに試算します。給与は額面で入力し、手取りに換算して計算します。

試算は生活資金が尽きた時点で自動的に終了します(現預金・NISA・教育積立を使い切り、受給開始前の確定拠出年金しか残らない状態)。資金が尽きなければ最長120歳まで試算します。

①基本診断まずはここだけで将来の大枠を確認
基本必須あなたと家族の前提▶
歳ヶ月
遺族年金の「中高齢寡婦加算」は妻のみが対象のため、死亡の試算で使います。「回答しない」の場合は加算なしで試算します。
健康保険料率は勤務先(事業所)の所在都道府県で決まります。
歳ヶ月
万
挙式・披露宴・指輪・新居の初期費用など。結婚する年に現金で支払います(ご祝儀等で相殺後の自己負担額の目安を入力。0にすれば計上しません)。
歳
結婚前は単身、結婚後は二人、子どもの人数に応じて生活費が自動で増減します。
生活費必須支出目安・保険・旅行▶
人
万/月
今の世帯人数と生活費から1人あたりの生活水準を割り出し、世帯人数が変わっても同水準を保つ生活費を自動算出します(等価尺度:本人1.0/配偶者0.5/子0.3・14歳以上0.5)。住居・教育・保険・旅行は別項目。
%
回/年
万
保険は年齢に応じて自動計上(20代8→30代14→40代22→50代28→60代22→70代〜14 万/年)。独自初期値
この年齢別の金額は公的な基準ではなく、生命保険文化センターの調査などを参考にしたMirai Shishin独自の初期値です。すでに加入している保険料がわかる場合は実額に、保険を見込まない場合は0に変更できます(家計結果への影響が大きい項目です)。
収入 本人必須あなたの給与・退職後▶
給与は額面(税・社会保険料を引く前)で入力してください。手取りは、標準報酬月額の等級表と累進税率による実額計算で自動換算します(健康保険・介護・子ども子育て支援金・厚生年金・雇用保険・所得税・住民税)。再雇用の年収と退職金は例外で、再雇用は手取り額、退職金は額面での入力です(それぞれ欄に明記)。
ひとつの給与カーブで試算します(既定)。
よく使う設定
万/月
万/月
月収(額面)= 基本給+諸手当+福利厚生手当。昇給・ボーナスは基本給を基準に計算します(諸手当・福利厚生手当は固定)。
万/年
万/月
ヶ月
歳
万/年
生活費と同じくいまの物価での金額を入力してください。試算では毎年インフレ率で名目化します。再雇用中も70歳未満なら厚生年金に加入するため、その分だけ将来の年金(報酬比例部分)も増える計算です。
歳
配偶者控除・配偶者特別控除・扶養控除は、入力内容から自動で判定して適用します(設定は不要です)。配偶者控除・配偶者特別控除は配偶者の所得に応じて段階的に逓減し、本人の所得が900万・950万・1,000万を超えると縮小・消失します。扶養控除は一般38万・特定扶養(19〜22歳)63万、住民税は33万・45万。いずれも法定額で実額計算し、節税効果が大きい収入の多い側に適用します。
資産必須現預金・NISA▶
万
生活防衛費は毎年自動算出:稼ぎ手が1人以下なら生活費の10ヶ月分、2人なら6ヶ月分、子どもがいる期間は(稼ぎ手数に関わらず)12ヶ月分。老後(年金生活・就労なし)は現金保有なし=0(不足分はNISA/DCから取り崩し)。現預金はこの水準を保つよう調整します。独自初期値
この「何ヶ月分」という基準に公的な定めはなく、収入が途絶えたときの立て直しやすさから逆算したMirai Shishin独自のモデルです(一般には3〜12ヶ月分と幅があります)。
万
元本(簿価)は生涯投資枠の上限(1人1,800万円/パートナーのNISAを使う場合は3,600万円)を超えられません。超える値を入れた場合は上限までで試算します。
万
すでに積立中の場合は開始時点の元本(と含み益込みの評価額)を入力。評価額が0なら元本と同額として扱い、生涯投資枠の残りも元本ぶん差し引きます。
万/月
%
新NISAの生涯投資枠は制度上1,800万円です。
万
オンにすると年間投資枠は720万円(360万×2)、生涯投資枠は3,600万円(1,800万×2)になり、以降の「NISA評価」「NISA元本」は2人分の合計を表示します(元本が1,800万円を超えて見えるのはこのためです)。枠が2人分になるのは結婚している間だけで、離婚・死別で口座が1つに戻ると超過分は特定口座へ移して試算を続けます。
こどもNISAはまだ始まっていない制度案です(2027年1月以降・0〜17歳・年間60万円・非課税保有限度額600万円という案で検討中)。2026年8月時点の案にもとづく試算で、今後変更・見送りの可能性があります。
年分
年金生活に入ると、毎年の不足分を運用資産から取り崩すことになります。暴落した年に売ると安値で手放すことになるため(収益率配列リスク)、「収入でまかなえない金額 ×この年数」を現金で確保し、相場が悪い年は現金から取り崩せるようにします。0にすると従来どおり、老後は現金を持たず全額を運用資産から取り崩します。一時支出(車の買替え・リフォームなど)は毎年ではないため、年数を掛けずにその年の分だけ上乗せします。
万
オンにすると、生活防衛費とは別に設けた上限を超えた現預金を、年間枠(360万)・生涯投資枠の範囲でNISAに自動で回します。
現預金が不足する年は、NISAを自動で取り崩して充当します(元本・評価額に反映)。
②人生を近づける家族・子ども・住まい・老後を設定
収入 相手おすすめパートナーの勤務形態▶
産休・復職などを区間で指定します(既定)。
2026年10月に賃金要件(月8.8万円=年収約106万円)は撤廃予定です。撤廃後の加入判定は労働時間(週20時間以上)で行われますが、本ツールは労働時間を入力しないため、簡易的に年収106万円を目安として判定しています(時給1,000〜1,100円なら年収106万円がおおむね週20時間に相当するため)。106万円を超えたら必ず加入、という意味ではありません。
「年収の壁」の扱い(2026年改正対応)
2025〜2026年は年収の壁が大きく変わりました。本ツールは令和8年(2026年)分の制度で、壁の前後を自動で判定します。金額はすべて額面年収です。
・106万円の壁(社会保険)…配偶者に扶養されうる側(世帯で収入の少ない側)が対象。年収106万円未満なら第3号被保険者とみなし、本人負担の社会保険料は0で試算します。これを超えると健康保険料・厚生年金保険料の本人負担が生じ、手取りが一時的に下がります(いわゆる働き損)。
 2026年10月にこの賃金要件(月8.8万円)は撤廃されますが、これは壁が上がるのではなく、賃金が低くても週20時間以上働いていれば加入対象になる(適用が広がる)改正です。本ツールは労働時間を入力しないため、撤廃後も106万円を目安に判定します(時給1,000〜1,100円なら年収106万円がおおむね週20時間に相当するため)。週20時間未満で働く場合は次の130万円が壁になります。
・130万円の壁(扶養)…週20時間未満などで勤務先の社会保険に加入しない場合、この額まで被扶養者でいられます(超えると国民年金・国民健康保険に自分で加入)。壁自体は残ります。
・178万円の壁(所得税)…2026年分から(改正法は原則2026年12月1日施行)、給与所得控除の最低保障74万円+基礎控除104万円により、給与収入178万円以下なら本人の所得税が0になります(給与以外の所得や他の控除がない場合)。74万円のうち5万円と基礎控除の上乗せは令和8・9年分の時限措置で、令和10年分以降は縮小します。かつての103万→2025年分160万→2026年分178万という経緯です。年収665万円を超えると特例が縮小します。
・住民税の壁(おおむね年収110万円台)…住民税の基礎控除は43万円のままのため、所得税より早く課税が始まります。ただし所得割と均等割で開始点が異なり、均等割の非課税限度額は自治体によって差があります(本ツールは1級地の基準で計算)。また住民税は前年の所得に対して課税されるため、所得税(2026年分)と住民税(2027年度)では効き始める年が1年ずれます(本ツールは簡便のため同年で計算)。「年収○万円なら住民税ゼロ」と一律には決まらない点にご注意ください。
・136万円/169万円/207万円の壁(配偶者控除)…2026年分から、配偶者控除の対象は給与年収136万円以下、配偶者特別控除の満額は169万円までに拡大し、約207万円で0になります。本ツールは法定の逓減どおりに計算し、控除は収入の多い側に適用します。
就職・転職・時短・復職などを「期間(本人年齢基準)」で何パターンでも追加できます。育休・産休は各期間の「種別」を切り替えると給付率(非課税)での手取り計上になります。結婚前の期間は世帯収入に含めません。金額は額面で入力してください(手取りは自動換算)。
子どもおすすめ人数・タイミング・学費▶
子ども1人ごとに「出産時の本人年齢」を設定。学費は公私を選べます(全員共通プラン)。公立小・中は義務教育で授業料無償、公立高校も無償化。表示額は授業料以外の実費(給食・教材・制服・修学旅行等)で、塾・習い事は下の欄で別途加算します。私立高校の授業料は就学支援金でほぼ相殺した実費目安です。
歳
万/月
児童手当(国の制度)は自動計算されます(2024年10月の拡充準拠・非課税の給付として手取りに加算)。
・3歳未満:月15,000円/人 ・3歳〜18歳:月10,000円/人
・22歳以下の子が3人以上いる間、第3子以降(18歳以下)は月+20,000円。
勤務先の「子ども手当(福利厚生)」とは別枠で、両方が反映されます。
出産育児一時金は法令で定められた給付額です(2023年4月以降 50万円)。
万
選んだ進路の教育費を、出生から積み立てる月額を表示します。
住居おすすめ賃貸・購入・ローン・修繕▶
歳
購入しない場合は空欄または0にしてください(生涯賃貸として試算します)。
万/月
万
万
諸費用・ローン・修繕・減税・住宅手当などの詳細設定▶
%
登記・仲介手数料・ローン事務手数料・火災保険・不動産取得税など。頭金と合わせて購入年に現金で支払います(ローンには含めません)。
%
年
万/年
年おき
万
給湯器・水栓・トイレ等の水廻りは、購入からこの周期で繰り返し発生します(例:10年おきなら10・20・30…年目)。0にすると計上しません。
年目
万
住宅ローン減税は法令で定められた値です(2024年以降入居・省エネ基準適合の一般住宅:控除率0.7%・13年・借入限度3,000万円→上限21万円)。
年
%
万
年金おすすめ受給開始・制度の前提▶
65歳が基準です。繰上げは1ヶ月あたり−0.4%、繰下げは+0.7%で、増減した水準が生涯続きます。繰下げ中は年金が入らないため、その間の生活費を資産でまかなえるかが判断材料になります。
年
年
万円
年
万円
本ツールは現在の年齢からの加入で試算するため、就職から現在までの厚生年金の実績をここで補います(未入力=0年なら従来どおり現在からの加入とみなします)。ねんきん定期便があれば、「これまでの厚生年金加入期間」の年数と、その間の平均年収の目安を入れてください。報酬比例部分は「平均年収 × 加入年数 × 5.481/1000」で加算され、遺族厚生年金の300月みなし判定にも反映されます。基礎年金(1階)は上の「基礎年金 納付年数」で別に指定します。
厚労省の財政検証で示された4ケースのうち3つに対応。標準は経済成長ほぼゼロを前提とした中心ケースです。保守は2059年度に国民年金の積立金が枯渇し完全賦課方式へ移行する想定で、基礎年金だけでなく報酬比例部分も削減対象となり、実質的な給付は現在の約6割になります。出生数が推計を下回って推移している現状を踏まえ、下振れリスクの確認には「保守」での試算をおすすめします。
調整率を直接指定します(空欄なら上で選んだケースの既定値:標準・楽観は0.67%/年、保守は1.68%/年)。標準ケースの0.67%は、基礎年金の実質額が夫婦2人で約▲20%(2024→2057年度)となる財政検証の見通しに合わせた値です。調整の終了年度もケースに応じて自動で切り替わります。
%/年
③詳細設定必要な人だけ追加すると精度が上がります
借金任意住宅ローン以外の借入▶
カーローン・奨学金・カードローンなど、住宅ローン以外の借入を入力します(住宅ローンは「住居」で設定します)。残債は利息を含めた総支払残額を入力してください。毎年「月々返済額×12」を現預金から返済し、残債が0になった時点で返済を終えます。
「まとめて返す」にチェックを入れると、生活防衛費を超える現預金がある年に一括返済します。NISAへのスイープより優先します(利息のある借金を先に減らすほうが有利なため)。ただし取り崩しが始まっている年は行いません。
車任意自動車の購入・買い替え▶
歳
万
買い替え・下取りなどの詳細設定▶
年
%
歳
初回購入後は買い替え周期ごとに買い替え。車体価格は毎年上昇率で上がり、買い替え時は前の車の購入価格の下取り率分が戻ります(現預金から支出)。免許返納年齢以降は買い替えを行いません。
退職任意確定拠出年金・退職金▶
万/月
%
万/月
企業型DCの掛金は会社が負担するため、手取り・年収には影響しません(給与とは別に会社が積み立てます)。比率方式は「基本給×比率」で毎年自動計算され、昇給に応じて掛金も増えます。iDeCoは自己負担のため、掛金が現預金から出て所得控除の節税効果が生じます。
歳
掛金は全額所得控除(節税分を手取りに反映)。運用利回りはNISAと同じ想定。受給開始以降、現預金が不足する年に取り崩します。総資産に含めて表示します。
%
「枠内一時金」をオンにすると、受給時に退職所得控除の枠まで非課税で一時金受取し、超過分は運用を継続(不足時に取り崩し・実効税率で課税)。退職金がある場合は10年/19年ルールに沿って控除枠の重複を簡易調整します。NISAは引き出しても非課税のため、DCを先に使いNISAを残す方が税引後で有利になりやすいです(総資産は税引後で表示)。
万
歳
定年(本人の定年年齢)に、退職所得控除を適用した手取りを一括で現預金に計上します。
その他詳細副業・転職・介護・離婚・死亡▶
起こるかどうか分からない出来事をまとめています。使う項目だけ開いてチェックを入れてください。
副業・不動産収入▶
万/年
歳
歳
%/年
副業・不動産などの所得(収入から必要経費を引いたあと・税引き前の額面)を入力してください。不動産なら管理費・修繕費・空室損・ローン利息・減価償却を差し引いた額、副業なら経費を引いた額です。
この所得は給与と合算して総合課税されます(所得税は超過累進税率+復興特別所得税2.1%、住民税は所得割10%)。給与所得控除は給与にのみ適用されるため、副業・不動産の所得には控除がかからず、そのぶん税負担は重くなります。社会保険料は給与にのみかかるため、この所得には健康保険料・厚生年金保険料は発生しません。
なお、給与以外の所得が年20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要です(本ツールはどちらも課税されるものとして試算します)。
転職・独立▶
歳
%
万
その年以降の基本給に変化率を適用します(−20なら2割減)。独立で退職金がなくなる場合は「退職」欄のチェックも外してください。空白期間の減収は転職年に一時的な支出として計上します。
介護・医療▶
歳
年
万/年
生命保険文化センター調査では、介護期間の平均は約5年、月々の自己負担は平均約9万円(別途一時費用が平均約74万円)。親側の年金・資産で賄える分は差し引いた「持ち出し額」を入力してください。
歳
万/年
要介護になった年齢以降、生涯にわたり加算します。施設入居を想定する場合は年150〜300万円程度を目安に。
万/年
倍
高額療養費制度により、自己負担には月ごとの上限があります(一般的な所得区分で月約8〜9万円、年間の実質上限は約44万円)。ここでは平常時の平均的な自己負担額を入力してください。高齢期は受診が増えるため倍率で調整します。
離婚▶
歳
万
その年にパートナーの収入と年金加算がなくなり、生活費は単身相当に戻ります。財産分与は一時支出として計上します(受け取る側なら負の値を入力)。
死亡・遺族▶
死亡年齢を入れると、その年以降の収入の停止・世帯人数の減少による生活費の変化と、遺族基礎年金・遺族厚生年金・中高齢寡婦加算・埋葬料・死亡一時金・死亡保険金・葬儀費用を自動で反映します。その年の年初めに亡くなったものとして試算します。
歳
万
歳
万
万
初期値は家族葬の全国平均 96.4万円(鎌倉新書「第7回お葬式に関する全国調査」2026年)。一般葬は約122万円、一日葬約74万円、直葬・火葬式約50万円が目安です(お布施平均約23万円は別途)。埋葬料(健保)・葬祭費(国保)の5万円は自動で受取りに計上します。
オンで、本人の死亡時に住宅ローンの残債がなくなり、以降の返済が止まります(住宅ローン控除も終了。固定資産税・管理費は継続)。
遺族年金は非課税です。遺族厚生年金は報酬比例部分の3/4(加入300月未満は300月みなし)、遺族基礎年金は18歳到達年度末までの子がいる間、中高齢寡婦加算は妻が40〜65歳の間です。2028年4月の改正(子のない60歳未満の配偶者は原則5年の有期給付、有期給付加算で約1.3倍)も反映しています。
遺産の相続(親などから受け取る場合)
万
歳
人
%
生前贈与(親などから受け取る場合)
万
歳
歳
暦年課税は年110万円の基礎控除があり、超えた分に10〜55%の超過累進税率がかかります。父母・祖父母から18歳以上の子・孫への贈与は特例贈与財産として税率が緩和されます(チェックを外すと一般税率)。
相続時精算課税は年110万円の基礎控除に加えて特別控除2,500万円(累計)があり、使い切るまで税金はかかりません。超えた分は一律20%です(いったん選ぶと暦年課税には戻せません。将来の相続時に贈与分が相続財産へ加算されます)。
贈与税はその年に現金で納付するものとして計上し、税引後の金額が現預金に加わります。贈与財産は所得税・住民税の対象外のため、住民税・社会保険料・配偶者控除の判定には影響しません。
暦年課税の生前贈与加算(相続開始前7年以内の贈与を相続財産に加算)は未考慮です。
遺産の総額は、被相続人(亡くなった方)の財産の合計(債務・葬式費用を差し引いたあとの課税価格)を入力してください。基礎控除=3,000万円+600万円×法定相続人の数を超えた部分に相続税がかかります。税額は法定相続分であん分して超過累進税率(10〜55%)で計算し、本人の取得割合に応じた負担額を算出します。
本人が配偶者として相続する場合はチェックを入れてください。配偶者の税額軽減(法定相続分または1億6,000万円までのいずれか多い金額まで非課税)を適用します。
相続税はその年に現金で納付するものとして計上し、税引後の手取りが現預金に加わります。
相続財産は所得税・住民税の対象外(相続税と二重課税されないため)で、翌年の住民税・社会保険料・配偶者控除の判定にも影響しません。
Result

結果

ライフイベントの流れ
Rating

資産形成の評価

現在のバランスシートタップで開閉▶
Advice

ライフイベントに備えるアドバイス

これから訪れるライフイベントごとに、シミュレーション結果をもとにした準備額の目安と注意点を表示します。イベント時期・金額を変更すると自動で更新されます。
Personal check-up

あなたのプラン診断と改善提案

各提案は、実際にその値へ変更した場合のシミュレーションを裏側で再計算し、効果を実測したものです(効果のあった案だけを影響の大きい順に表示)。
Snapshot

指定した年齢時点の詳細

歳
入力した年齢時点の資産・収支と、その時点の金額を「今の価値(実質購買力)」に換算した額を表示します。
Monte Carlo

資産運用のブレを考慮

NISA・確定拠出年金の利回りは毎年変動します。想定利回り(—)を中心に運用成果が上下に振れた場合を多数回シミュレーションし、資産が何歳まで残るかの幅を見ます。
結果の読み方と前提
基準は「想定利回りを固定した現状の試算」です。
「資産比率の変更」を設定している場合は、資産ごとに異なるブレ幅と相関を反映します(年率の標準偏差:投資信託18%・ゴールド15%・不動産7%・債券4%・現預金0%)。株式とゴールドの相関は−0.15で、投資信託が下がる年にゴールドが上がりやすい動きを再現します。債券は+0.10というごく低い連動と小さいブレ幅で安定的に働き、不動産は株式と+0.45の中程度の連動で、家賃収入もその年の市況に応じて増減します。これにより、分散したポートフォリオほど不調時の落ち込みが浅くなる様子を確認できます。実現利回りはその年に実際に適用された配分の加重平均(現預金を含む総資産ベース)で集計するため、債券や現預金を厚くした配分ほど結果の散らばりが小さく出ます。あわせて想定利回りの達成率も表示します。資産比率の変更を設定している場合、達成率の基準は「資産形成」タブの想定利回りではなく、その配分から決まる期待利回り(現預金を含む)です。
詳細設定(標準偏差・試行回数・相関)
下の初期値(標準偏差15%・自己相関0)と、資産別の標準偏差・相関はMirai Shishin独自の初期値です独自初期値。長期の市場データを参考にした一般的な水準で、公的な基準ではありません。変更すると結果は大きく変わります。
%(株式中心なら15〜20%が目安)
回(多いほど安定・遅い)
0=各年独立
標準偏差は「1年のリターンがどれだけ上下に散らばるか」の幅、相関は「良い年の翌年も良くなりやすいか」を表します(0なら各年独立)。いずれも将来を予測する値ではなく、ブレの大きさを仮定して幅を見るための入力です。運用対象や期間により実際のブレは変わります。
Plan comparison

ライフプラン比較

住まいの選び方で生涯の家計がどう変わるかを、ほかの前提はそのままに比較します。規定値は、いま設定しているシミュレーションに当たるプランです。

結婚するかどうか

子どもの人数

Asset allocation

資産比率の変更

おすすめの3段階=①1,000万円に到達した年/②子育てが一段落する年/③60歳前後、の3つの時期に配分を切り替える案です(時期は試算から自動で決まります)。
配分ごとの結果を比べる=代表的な5つの配分で試算し、どれが有利かを表にします。
この機能の説明
資産配分は総資産(現預金+運用資産)に対する目標比率です。既定では既存の資産は売らず、指定年齢以降の新しい投資だけを目標比率に寄せていきます。
くわしい前提(一括入替・NISA枠・不動産)
指定した年齢で、総資産(現預金+運用資産)に対する配分を切り替えます。合計が100%になるように入力してください(100%でない場合は自動で正規化します)。
「一括で入れ替える」にチェックしない場合:既存の資産は売却せず(利確せず)、指定年齢以降に新しく投資する分の配分を変えることで、時間をかけて目標比率に近づけます(1年で入れ替えるのは非現実的なため)。現預金が目標比率より少ない年は積立を抑えて現金を厚くし、多い年は多めに投資へ回します。
チェックした場合:その年にまとめて売買して目標比率を目指します。特定口座は売買のたびに売却益へ20.315%が課税されます。NISA口座の中身を入れ替える場合も、売却→買い直しに年間投資枠(1人360万円)が必要で、売却した簿価分の生涯投資枠が復活するのは翌年です。しかも買い直しは時価で生涯投資枠を消費するため、含み益が大きいほど枠を余分に使います。そのため1年で入れ替えられるのは特定口座の全額+その年に残っているNISAの年間枠・生涯枠までで、残りは翌年以降に順次入れ替わります(NISAの比重が大きいほど、目標比率に到達するまで数年かかります)。消費する枠は実際に入れ替えた金額のぶんだけなので、あと少しで目標に届く年に枠を使い切ってしまうことはありません。
現預金の比率も同じ設定で維持しますが、毎年こまかく売買するのは現実的でないため、開始年をのぞいては総資産の5%を超えてズレたときだけ売買します。
現預金は値動きのない安全資産として扱い、普通預金の金利のみを見込みます。元本は変動しませんが、インフレが続くと実質的な価値は目減りします。
毎年の投資額:「NISA」欄の積立額は、資産比率の変更を設定している間は投資に回せる余剰資金の総額として扱い、この比率に応じて各資産へ配分します(例:積立が月10万円で現預金40%なら、投資に回るのは月6万円ぶん)。設定していない間は、これまでどおり全額を投資信託(NISA)へ積み立てます。「NISAスイープ」をオンにしている場合も、余った現金は目標比率に合わせて配分します(目標の現預金ぶんは現金のまま残します)。投資先はNISAの年間枠・生涯枠を優先し、枠を超えた分とNISA対象外の不動産は特定口座で購入します。
買い付け先の決め方:新しい資金は「目標比率どおり」ではなく、目標に対して不足している資産から優先して買い付けます(例:投資信託50%・現預金50%から、投資信託30%・現預金40%・ゴールド30%へ変える場合、ゴールドが0なので新規資金はまずゴールドに集中します)。不足をすべて埋めてもなお余る場合は、目標比率どおりに配分します。なお比率の分母は現預金+運用資産で、教育積立(別口座)や確定拠出年金は対象外です。
不動産は1件単位でしか売買できないものとし、配分額が1件あたりの価格に満たない年は購入しません(ローンは組まない前提)。購入時は取得諸費用(仲介手数料・登記・不動産取得税)、売却時は譲渡費用がかかり、売却益には所有5年超で20.315%、5年以下で39.63%の譲渡所得税がかかります。買付の原資は特定口座の投資信託等を売って用意するため、その含み益にも課税されます。毎年減価償却(建物割合÷耐用年数の定額法)を不動産所得から差し引くので、赤字になる年は損益通算で給与などの税が戻ります(そのぶん取得費が減り、売却時の譲渡所得は増えます)。売買のたびに費用がかかるため、目標が1件ぶんの1/4程度上下しても入れ替えません。現物不動産はNISAの対象外のため、特定口座の残高の範囲内でのみ保有し、買えないぶんは目標・実績とも投資信託に振り替えて表示します(円グラフに実在しない不動産が出ないようにするため)。したがってNISA・確定拠出年金・こどもNISAには不動産の値動きは反映されず、投資信託・ゴールド・債券だけの利回りで運用します。家賃収入は空室リスクと経費を差し引き、課税所得にもとづく限界税率で税引後の金額を計上します。
利回り・不動産の詳細設定
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万
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年
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不動産の手取り利回り=表面利回り×(1−空室率)×(1−経費率)。初期値の空室率18%は総務省「住宅・土地統計調査」の全国の空き家率に近い水準、経費率20%は管理委託・修繕積立・固定資産税などの一般的な目安です。家賃収入は不動産所得として総合課税(所得税+住民税)の対象になるため、税引後の金額を現預金に計上します。
ゴールドは利息・配当を生まないため、値上がりのみを見込みます。債券は満期保有で元本が戻る前提とし、利子を再投資します。
Asset formation

資産形成の推移

インフレ率シナリオ別の資産変動タップで開閉▶
Inflation scenarios

インフレ率シナリオ別の資産変動

インフレ率試算終了年齢最終総資産(名目)現在価値換算(実質)設定値との差(名目)最低現預金資金ショート
年金の受け取り方による資産の違いタップで開閉▶
Pension

年金の受け取り方による資産の違い

受け取り方65歳の総資産80歳の総資産最終総資産結果
年間キャッシュフロー(手取り・支出・貯蓄)タップで開閉▶
Cash flow

年間キャッシュフロー(手取り・支出・貯蓄)

年次明細タップで開閉▶
Year by year

年次明細(単位:万円)

経過本人相手子 ライフイベント 額面年収月手取り月生活費月住宅費ボーナス 年間貯蓄NISA積立NISA評価NISA元本ローン残高 現預金総資産イベント費用(備考)
本人年収年間支出総資産
行をタップすると全項目を全画面で表示します(ピンチでズーム)。

※ 金額はすべて万円。給与の入力は額面(税・社会保険料を引く前)で、手取りは実額計算です。ただし再雇用の年収は手取り、退職金は額面での入力です。「額面年収」の列は額面、「月手取り」以降の収支・資産はすべて手取りベースで表示しています。
税・社会保険は令和8年分(2026年)の制度で計算し、将来も据え置いています(厚生年金の標準報酬月額上限の段階引上げは反映済み)。健康保険料率は「基本」欄の都道府県で切り替わります。
 に、遺族年金・相続・贈与・資産配分・不動産の詳しい前提をまとめています。

■ 初期値の根拠(すべて公的統計の最新値・2026年7月時点。ご自身の数字に置き換えてお使いください)
・年齢設定:本人24歳(単身男性)。結婚31歳=男性の平均初婚年齢31.1歳(厚労省「令和6年人口動態統計」)。パートナーは同い年。
・子ども:2人(夫婦の完結出生児数1.9人)。第1子は本人33歳=結婚から平均結婚期間1.9年後、第2子はその2.1年後の35歳(第1子・第2子出生時の母の平均年齢差31.0歳→33.1歳による)。
・給与:厚労省「令和7年賃金構造基本統計調査」の男性・所定内給与額。20〜24歳24.6万円/月を基本給21.5万+諸手当3.0万に分解し、55〜59歳のピーク44.6万円/月に達するよう昇給0.57万円/年・基本給上限41.5万円を設定。
・パートナーの就業:結婚から第1子出産前年まで就業(女性20〜24歳24.0万円/月基準)、第2子の小学校入学(本人41歳)から復職。
・住居:家賃7.5万円(東京都の単身向け相場)。購入物件3,830万円=住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の建売住宅の所要資金全国平均3,826万円(郊外・土地込み想定)。購入41歳は建売購入者の年齢層とパートナー復職後の時期を踏まえた設定。
・生活費:総務省「家計調査2024」の単身世帯(34歳以下)の消費支出から住居費を除いた月12.0万円。世帯人数の増加は等価尺度で自動換算。
・インフレ率:1.5%(日銀の物価安定目標2%と過去実績の中間的な水準)。
・公的制度:児童手当・出産育児一時金50万円・住宅ローン減税(0.7%×13年・上限21万円)・NISA生涯枠1,800万円は法令どおり。編集する場合は入力欄上部のチェックボックスをオンにしてください。
・公的年金:厚労省「令和6年(2024年)財政検証」に準拠(既定は中心ケースの「過去30年投影」)。年金額は物価スライドで名目額が改定されるため、生活費と同じインフレ率で名目化しています。そのうえで財政検証の3ケースを選べます。標準(過去30年投影)は基礎年金にのみ2057年度までスライドを適用(報酬比例は2026年度に調整終了)、楽観(成長型経済移行・継続)は2037年度で調整終了、保守(1人当たりゼロ成長)は2059年度に国民年金の積立金が枯渇して完全賦課方式へ移行する想定で、報酬比例部分も含めて実質給付が現在の約6割(所得代替率37〜33%)まで下がる姿を再現します。いずれも報酬比例部分について財政検証が織り込む実質賃金上昇による増加分は見込まず、安全側に寄せています。
・年金見通しの注意:財政検証は人口の中位推計を前提としていますが、実際の出生数は推計を下回って推移しています。またマクロ経済スライドには名目下限措置があり、物価上昇が小さい年は調整が発動されず、調整期間はこれまで繰り返し後ろ倒しされてきました。標準ケースでも下振れの可能性があるため、「保守」ケースでも家計が成り立つかを必ず確認してください。
・なお、賞与3.5ヶ月・頭金400万円・初期現預金50万円・退職金1,500万円・福利厚生の手当額などは、統計が一意に定まらないため一般的な水準を仮置きしたものです。

なお、教育積立(別口座)は支払いが不足する年に限り最終手段として取り崩します。現預金・NISA・教育積立をすべて使い切って支出をまかなえなくなった時点で試算を終了し、その年の総資産は0と表示します(受給開始前の確定拠出年金が残っていても引き出せず、生活は成り立たないため)(受給開始前の確定拠出年金は引き出せないため資金とみなしません)。マイナス残高を許すと、無利息の借金で赤字を埋め続けたうえ後年の黒字で資産が回復するという現実には起こり得ない結果になるためです。傾向把握用としてご利用ください。

計算ロジックの詳細(税・年金・NISA・インフレ・モンテカルロ)タップで開閉▶
Under the hood

計算ロジックの詳細

この試算が内部で何をしているかをまとめたものです。数字の根拠を確かめたい方だけご覧ください。金額の単位はすべて万円、税・社会保険は令和8年度(2026年度)の制度にもとづきます。

入力項目の重要度

左(スマホでは上)の入力欄には、どこまで埋めるべきかの目安を付けています。必須だけ入れれば結果は出ます。

必須ここを埋めないと試算が成り立ちません(年齢・生活費・収入・資産)
おすすめ該当する人は精度が大きく上がります(家族・住まい・年金)
任意あてはまる場合だけ(車・借入・退職金)
詳細より細かく詰めたい人向け(副業・介護・相続など)

制度の基準日

分野ごとに、どの時点の制度にもとづいて計算しているかを示します。

分野基準反映済みの改正
所得税・住民税令和8年分
(2026年分)
基礎控除・給与所得控除の改正(2026年12月1日施行・2026年分から適用)
社会保険令和8年度
(2026年度)
子ども・子育て支援金0.230%(2026年4月〜)/賃金要件撤廃(2026年10月予定)
厚生年金の等級令和8年度
(2026年度)
標準報酬月額の上限引上げ(2027年9月・2028年9月・2029年9月)
公的年金の給付令和8年度
(2026年度)
令和6年財政検証のマクロ経済スライド/遺族厚生年金の見直し(2028年4月)
NISA2024年からの
新NISA
年間360万・生涯1,800万(簿価管理・翌年復活)/こどもNISAは2027年開始の制度案
相続税・贈与税令和8年分
(2026年分)
相続時精算課税の年110万円基礎控除(2024年分〜)

この一覧は2026年8月時点の情報にもとづいています。制度改正は随時行われるため、重要な判断の際は必ず最新の公式情報をご確認ください。

計算の出どころ

項目によって精度が異なります。画面の各所に次のバッジを付けています。

制度準拠法令の税率表・控除額・料率どおりに計算しているもの
近似制度は反映しているが、自治体差や個別要件を簡略化しているもの
独自初期値公的な基準がなく、Mirai Shishin が仮置きした値(変更を推奨)
将来制度施行前・改正予定にもとづくもの(今後変わる可能性あり)
項目区分補足
所得税・住民税制度準拠令和8年分の税率表・控除額
社会保険料(会社員)制度準拠標準報酬等級表・都道府県別料率。健保組合の独自料率は未反映
社会保険料(自営業)近似国民健康保険は自治体差が大きく目安計算
老齢年金の額制度準拠報酬比例・繰上げ繰下げ・在職老齢年金
年金の手取り近似公的年金等控除・国保・介護を計算。自治体差あり
マクロ経済スライド将来制度財政検証の3ケース
標準報酬月額の上限引上げ将来制度2027・2028・2029年9月に段階実施
年収の壁(106万円)将来制度2026年10月に賃金要件撤廃。労働時間を入力しないため年収で近似
NISAの枠管理制度準拠年間360万・生涯1,800万(簿価)・翌年復活
こどもNISA将来制度2027年開始予定の制度案(2026年8月時点)
生活防衛費の月数独自初期値公的基準なし。一般には3〜12ヶ月分
保険料の年齢別自動設定独自初期値0円への変更可
モンテカルロの標準偏差・相関独自初期値長期の市場データを参考にした一般的な水準
賞与3.5ヶ月・退職金1,500万など独自初期値統計が一意に定まらないため仮置き
税金の計算

所得税

「給与収入 → 給与所得 → 課税所得 → 税額」の順に計算します。

  1. 給与所得控除を引いて給与所得を出します。最低保障は74万円(令和8・9年分の時限加算5万円込み。令和10年分以降は69万円)。収入220万円超は「収入×30%+8万」、360万円超は「×20%+44万」、660万円超は「×10%+110万」、850万円超は195万円で頭打ちです。
  2. 所得控除を引きます。基礎控除は合計所得489万円以下で104万円、655万円以下で67万円、2,350万円以下で62万円と段階的に下がります。ほかに社会保険料控除(実額)、配偶者控除・配偶者特別控除、扶養控除、iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)を反映します。
  3. 超過累進税率を適用します。課税所得195万円以下5%、330万円以下10%、695万円以下20%、900万円以下23%、1,800万円以下33%、4,000万円以下40%、超45%。全体に復興特別所得税2.1%(×1.021)を上乗せします。

住民税

所得割10%+均等割5,000円。基礎控除は43万円(所得税の104万円とは別)で、調整控除と非課税限度額も反映します。住民税は前年所得に対して課税されますが、本試算では簡便のため同年の所得で計算しています。

社会保険料

  • 会社員(厚生年金):標準報酬月額と標準賞与額に料率をかけ、労使折半した本人負担分を計上します。健康保険は都道府県別料率、介護保険は40〜64歳のみ1.620%、子ども・子育て支援金0.230%(2026年4月〜)、厚生年金18.3%、雇用保険0.5%(本人負担)。標準賞与額は健康保険が年度累計573万円、厚生年金が1回150万円で頭打ちです。
  • 自営業(国民年金):国民年金保険料 月1.79万円(20〜59歳)+国民健康保険(所得割10%・均等割・上限あり)の目安計算。自治体差が大きいため概算です。

年収の壁

扶養内で働く場合、106万円(勤務先の社会保険に加入する働き方)か130万円(週20時間未満で加入しない働き方)を選べます。壁を超えると本人に社会保険料が発生し、手取りが一時的に下がる「逆転」も再現します。

運用・不動産・贈与にかかる税

  • 特定口座の譲渡益・分配金:20.315%(所得税15%+復興特別0.315%+住民税5%)。売却したときだけ課税し、含み益には課税しません。
  • 不動産の譲渡:所有5年超は長期20.315%、5年以下は短期39.63%。取得費は「取得価額+取得諸費用−減価償却累計」で計算します。
  • 家賃収入:総合課税なので、その年の課税所得から限界税率(所得税×1.021+住民税10%)を求めて差し引きます。給与収入ではなく課税所得で判定するのがポイントで、減価償却で赤字になる年は損益通算により税が戻ります。
  • 贈与税:暦年課税は基礎控除110万円+超過累進(特例贈与/一般贈与で税率が異なる)。相続時精算課税は基礎控除110万円+特別控除2,500万円(累計)、超過分は一律20%。
  • 相続税:基礎控除「3,000万円+600万円×法定相続人」、法定相続分に応じた税額の総額を按分。配偶者は「配偶者の税額軽減」で法定相続分または1億6,000万円まで非課税。

未反映:住民税の前年課税、ふるさと納税、医療費控除、生命保険料控除、小規模宅地等の特例、生前贈与加算(相続開始前7年)、障害者控除。

年金の計算

老齢基礎年金

満額83.17万円(令和8年度)に納付月数の割合をかけます。40年(480月)納付で満額です。

老齢厚生年金(報酬比例部分)

「平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 加入月数」で計算します。本試算では毎年の標準報酬を積み上げた累計に料率をかける形で等価に処理しています。過去の加入実績は「平均年収 × 加入年数」で初期値として加算します。

年間に算入できる標準報酬には上限があり、標準報酬月額の上限×12+標準賞与額の上限(150万円/回)×年2回で求めています。標準報酬月額の上限は65万円ですが、2027年9月に68万円、2028年9月に71万円、2029年9月に75万円へ段階的に引き上げられるため、年度に応じて上限も切り替わります。

年度標準報酬月額の上限年間の算入上限
2026年度65万円1,080万円
2027年度〜68万円1,116万円
2028年度〜71万円1,152万円
2029年度〜75万円1,200万円

繰上げ・繰下げ

繰上げは1ヶ月あたり−0.4%(60歳まで最大−24%)、繰下げは1ヶ月あたり+0.7%(75歳まで最大+84%)。減額・増額は生涯続きます。

在職老齢年金

働きながら受給する場合、報酬比例部分と給与の合計が支給停止基準額を超えると、超過額の半分が支給停止になります。基礎年金は対象外です。

マクロ経済スライド(3ケース)

財政検証にもとづき、給付水準が実質的に目減りしていく姿を再現します。

  • 標準:基礎年金は2036年度まで調整、報酬比例は2026年度に調整終了
  • 楽観(成長型経済移行・継続):2037年度で調整終了
  • 保守(1人当たりゼロ成長):2059年度に国民年金の積立金が枯渇し完全賦課方式へ。実質給付が現在の約6割まで低下

いずれのケースでも、報酬比例部分について財政検証が織り込む実質賃金上昇による増加分は見込まず、安全側に寄せています。

遺族年金

遺族厚生年金は報酬比例部分の3/4(加入300月未満は300月みなし)。遺族基礎年金は18歳到達年度末までの子がいる間、中高齢寡婦加算は妻が40〜65歳の間。2028年4月の改正(子のない60歳未満の配偶者は原則5年の有期給付、有期給付加算で約1.3倍)も反映しています。遺族年金は非課税です。

年金の手取り近似

受給額に固定率をかけるのではなく、実際に税・社会保険料を計算して手取りを求めます。

  1. 公的年金等控除を引いて雑所得を出します(65歳以上・年金収入330万円以下なら110万円、以降は段階的に増加)。
  2. 国民健康保険料・介護保険料を計算します。65歳以上は介護保険第1号被保険者として月約6,500円を計上。
  3. 残りに基礎控除・社会保険料控除を適用し、所得税(+復興特別2.1%)と住民税(所得割10%+均等割)を計算します。

結果として手取り率はおおむね81〜85%になります(年金額が少ないほど国民健康保険の均等割の影響で率が下がる場合もあります)。近似としているのは、国民健康保険料に自治体差が大きいこと、75歳以上の後期高齢者医療も同じ式で代用していること、配偶者の保険料を世帯人数で概算していることによります。

年金は物価スライドで名目化してから手取りを計算します。未反映:加給年金、振替加算、女性の支給開始年齢引上げの詳細(「死亡時40歳未満の妻」で近似)、後期高齢者医療の独自料率。

NISAの計算

2つの枠

  • 年間投資枠:1人あたり年360万円(つみたて120万+成長240万)。毎年リセットされます。
  • 生涯投資枠(非課税保有限度額):1人あたり1,800万円。簿価(買った値段)で管理するので、値上がりして評価額が1,800万円を超えても問題ありません。

パートナーのNISAを使う設定にすると、両方の枠が2倍になります。ただし枠が2人分になるのは結婚している間だけで、離婚・死別で口座が1つに戻ると枠も1人分に戻ります。そのとき上限を超えて保有していた分は非課税では持てないため、超過した割合ぶんを特定口座へ移して試算を続けます(パートナー名義の資産が世帯から外れる、という扱い。移した時点の時価が新しい簿価になります)。

売却したときの枠の復活

売却しても生涯投資枠が失われることはありません。2つの枠を分けて考えると分かりやすくなります。

  • 生涯投資枠(1,800万円)…売却した分の簿価が空きます。ただし実際に使えるのは翌年からで、その年のうちには再利用できません。翌年以降は何度でも使い直せます。
  • 年間投資枠(360万円)…売却してもその年の枠は戻りません。復活した生涯枠を使うには、翌年以降に年間枠の範囲内で買い付けることになります。

本試算では、売却時に簿価を比例控除したうえで別枠に退避し、その年のあいだは「枠を使っている」ものとして扱い、翌年の初めに解放しています。

NISA内で商品を入れ替える場合

「売却 → 買い直し」となるため、買い直し額(=時価)ぶんの年間枠・生涯枠を消費します。売却で戻る枠は簿価ぶんなので、含み益が大きいほど枠を余分に使うことになります。資産比率の変更で一括リバランスを選んだ場合、この制約により目標比率に到達するまで数年かかることがあります。

枠を超えた分の扱い

年間枠・生涯枠を使い切ると、超過分は特定口座(課税口座)へ回ります。特定口座は簿価を追跡し、売却時に含み益へ20.315%を課税します。画面の資産表示は税引後の評価額です。

取り崩しの順序

現預金が生活防衛費を下回った年に、特定口座 → NISA・確定拠出年金の順で取り崩します。課税口座を先に使い、非課税のNISAをできるだけ長く運用に残す考え方です。現物不動産は1件単位でしか売れないため、取り崩しの対象外としています。

インフレの扱い

名目で計算し、実質で確認する

試算はすべて名目値(その年に実際に動く金額)で行います。そのうえで「今の価値に直すといくらか」を知りたい場面では、(1+インフレ率)経過年数 で割り戻した実質値を併記します。

インフレを適用するもの

  • 生活費・医療費・介護費・家賃:毎年インフレ率で増加
  • 年金:物価スライドで名目化(そのうえでマクロ経済スライドによる実質目減りを適用)
  • 車の買替え費用:専用の価格上昇率
  • 物件価格:不動産の値上がり率(モンテカルロではブレも加味)

インフレを適用しないもの

  • NISAの年間枠360万円・生涯枠1,800万円:法律で決まった金額のため据え置き。結果として、積立額を名目で固定すると実質の積立額は年々目減りします。
  • 給与:昇給率で別途設定(インフレ率とは独立)。昇給率がインフレ率を下回ると実質賃金は低下します。
  • 住宅ローンの返済額:固定金利のため名目で一定=インフレが進むほど実質負担は軽くなります。
  • 税・社会保険の各種控除額、退職金:制度改定を織り込まないため据え置き。

「最大支出」がいつの年かを判定する際は、名目額で比べるとインフレのぶん必ず最終年が最大になってしまうため、実質額で判定しています。

用語のかんたん説明
標準報酬月額社会保険社会保険料や年金額を計算するために、給与を等級(区切りのよい金額)にあてはめたもの。実際の給与そのものではありません。
標準賞与額社会保険賞与を1,000円未満切り捨てにしたもの。1回あたり・年度あたりの上限があります。
報酬比例部分年金厚生年金のうち、現役時代の給与が高いほど多くなる部分。全員共通の老齢基礎年金に上乗せされます。
マクロ経済スライド年金少子高齢化に合わせて年金の増え方を物価上昇より少し抑える仕組み。金額は減らなくても、実質的な価値は下がっていきます。
在職老齢年金年金働きながら年金を受け取ると、給与と年金の合計が一定額を超えた分だけ年金が止まる仕組み。
所得控除税税率をかける前の所得から差し引ける金額。基礎控除・社会保険料控除・配偶者控除など。控除が大きいほど税金は減ります。
合計所得金額税収入から必要経費(給与なら給与所得控除)を引いたあとの金額。「年収」とは別物で、各種の判定はこちらで行われます。
課税所得税合計所得金額から所得控除を引いた、実際に税率をかける金額。
限界税率税「あと1万円多く稼いだとき、そのうち何%が税金になるか」。副収入の手取りを見るときに使います。
簿価投資買ったときの値段。NISAの生涯投資枠は評価額ではなく簿価で管理されます。
含み益投資まだ売っていない値上がり分。売って初めて課税されます。
名目値/実質価値共通名目はその年に実際に動く金額、実質(今の価値)はインフレを割り戻して現在の物価に直した金額。「30年後の3,000万円」は名目で、実質では2,000万円程度かもしれません。
ボラティリティ
(標準偏差)
投資資産価格のブレの大きさ。年18%なら「1年の成績が平均±18%の範囲に収まることが約7割」という意味です。
相関係数投資2つの資産が同じ方向に動く度合い。+1は完全に同じ動き、0は無関係、−1は正反対。異なる動きの資産を組み合わせると全体のブレが小さくなります。
幾何平均投資複利を考えた平均利回り。+50%と−50%を1年ずつなら、単純平均は0%でも実際は−13.4%になります。
生活防衛費家計収入が途絶えても暮らしを立て直せるよう、現金で持っておく金額。
資産寿命家計現預金・運用資産を取り崩しながら、何歳まで暮らしを続けられるか。
モンテカルロ(資産運用のブレ)

やっていること

「毎年きっちり想定利回りが得られる」という前提を外し、年ごとの運用成績をランダムに変動させた試算を何百回も繰り返して、結果がどれくらいばらつくかを見ます。

乱数の作り方

正規分布(Box-Muller法)で、平均=想定利回り、標準偏差=設定値(既定18%)の乱数を毎年つくります。年ごとの相関(前年の成績が翌年に影響する度合い)も設定できます。

資産クラス別の変動

資産比率を設定している場合は、資産ごとに異なるブレを与えたうえでコレスキー分解により相関を持たせます。

資産年間の標準偏差
投資信託(インデックス)18.0%
ゴールド15.0%
債券4.0%
不動産7.0%
現預金0%

資産どうしの相関は次のとおりです(1に近いほど同じ方向に動く)。

投資信託ゴールド債券不動産
投資信託1.00−0.150.100.45
ゴールド−0.151.000.150.10
債券0.100.151.000.10
不動産0.450.100.101.00

画面のブレ幅スライダーは投資信託の標準偏差を指し、ほかの資産はその比率で連動します。不動産は家賃収入(空室率)にもブレが波及します。

投資信託と債券の前提独自初期値

債券の標準偏差4%は、為替ヘッジありの先進国債券ファンドを想定した水準です。為替ヘッジなしの外国債券は為替の変動がそのまま乗るため実際には9〜10%程度になり、この試算より値動きが大きくなります。国内債券のみなら2〜3%程度です。

投資信託と債券の相関0.10は長期の平均的な水準です。ただしこの関係は時期によって大きく変わります。2000〜2021年ごろは −0.3 前後で、株が下がると債券が上がって損失を和らげていました。一方2022年は金利上昇により株と債券が同時に下落し、相関は +0.5 程度まで上がりました。本試算は全期間で同じ相関を使うため、2022年のような「債券も一緒に下がる」局面は再現できません。債券を厚くした配分の安全性は、やや高めに出ている可能性があります。

また、債券の期待利回りは入力値をそのまま毎年使います。実際の債券は金利が上がった年の翌年から利回りが改善する(平均回帰する)性質がありますが、これは反映していません。

読み取り方

  • 95歳時点で資産が残った割合:この前提がどれくらい「もつ」かの目安
  • 実現利回りの中央値・上位10%・下位10%:現預金を含めた総資産ベースの年平均(幾何平均)です。運用資産だけで見ると、現預金を厚くしてもブレが縮まないように見えてしまうためです。
  • 想定利回りの達成率:資産比率を設定している場合、基準は「資産形成」タブの想定利回りではなくその配分から決まる期待利回り(現預金込み)です。債券中心の配分に対して株式前提の利回りを基準にしても意味がないためです。

注意:正規分布は現実の暴落(ファットテール)を過小評価します。また、収入・支出・寿命は固定でブレさせていません。運用リスクだけを取り出して見るための機能とお考えください。